Ka Nohona Pilikai~meleのちょこっとエッセンス~

「きみ」と呼ばれるだれかへの思いで涙する『涙そうそう』から、どうしてこの歌が生まれたんだろう……メロディはたしかに似てるけど、歌の内容があきらかに異なる点がずっと釈然としなかった、そんな『Ka Nohona Pilikai』。今回、読んでみて、『Ka Nohon~』のほうにも自分と亡きひとびととのつながりが歌われていることがわかったのですが、もっと大事なのは、そこで意識されているタイムスパンの途方もない長さではないかと思う……そう、どうも自分が同じときを共有したひとびとだけを思い起こしているのではないようなんですね。なんというか、その海辺の土地の生活(ka nohona pilikai)に、何世代にもわたって積み重ねられてきた途方もない時間の地層に、まるごと包まれる喜びを感じているような、そんな歌ではないかと……。

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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。