He U'i



Akoni


  
 きみって、なんて魅力的なんだろう。
 太陽のもと、愛情をいっぱい受けて育った花って感じで。
 そう、きみこそぼくがずっと愛しているそのひとなんだ。
 (その姿は)もういとおしくて仕方ない花のようでもあって……。

 He uʻi nō ʻoe ke ʻike mai
 He pua hoʻoheno i ka lā
 ʻO ʻoe nō ka'u i aloha
 He pua i milimili ai

 アップテンポで元気いっぱいな感じが、幸せの絶頂にいるひとの、やや前のめりな気分を思わせる『He U'i』。会うたびに、あぁステキだなぁと思ってしまうそのひとは、まるで太陽のもとでのびのび成長した花のよう……そんな描写から、おとなになったばかりの、初々しい美少女的な人物を想像してみたりするのですが、「(そんな)あなたこそ、私が愛しているひと」(ʻo ʻoe nō ka'u i aloha)とやや強い仕方で語られるあたり、なんとなく恋のドラマを感じさせるところもあって、思わず次の展開を期待してしまう、そんなワクワク感に満ちたところが、この歌にはあるように思ったりします。

 きみは(いわばもう)摘まれた花って感じで、
 肌にふれる感触だってわかるというか……。
 それで僕の頭んなかは、もうきみのことでいっぱいになってしまってる。
 (いつからか)Hīnanoのleiを身につけているような、そんな気分でいるんだ。

 'O 'oe he pua i 'ako 'ia
 He mea ho'opili i ka 'ili
 Nou ē ko'u mana'o
 Ua 'ohu i ka lei hīnano

『He UʻI』(by Danny Kuaana)について、zoomオンライン講座で解説しています。アーカイブ(録画)による受講のご案内は、こちらをご覧ください。
http://sukimano.com/blog-entry-650.html
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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。