ゆったりと足を踏みしめるようなベース音の運びと、のびやかで力強いKehauさんの歌声が、じんわりとこころにひびく『Ka Ua Ki*pu'upu'u』。一度聞くだけで記憶に残るあのインパクトは、Kehauさんの、なにものにもたとえがたい圧倒的な存在感によるところが大きいかもしれませんが、まずはその歌詞をたどってみたいと思います。
He nani ka 'a*ina a'o Waimea I ke anuanu, i ke anuanu e* A he nani ka 'a*ina a'o Waimea I ke anuanu, i ke anuanu e* (hui) I ka ua Ki*pu'upu'u o Waimea
Waimeaの美しさとともに歌われる雨、Ki*pu'upu'u。「i ke anuanu」(身震いをさそう空気に包まれて)と繰り返されることからもわかるように、肌をちょっぴりひんやりさせる、雨まじりの風のようです。Waimea出身のカウボーイの投げ縄さばきのカッコよさを、このKi*pu'upu'uにたとえている歌もあったりするので*、もしかするといきおいよく巻き上げるような風なのかもしれない……と想像してはみるものの、ホントウのところは体験してみないとわからないところではあります。
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