Kananaka

Kananaka




Keali'i Reichel


 「Kananaka」は、Lahaina(マウイ島)の沖にすむと鯨漁師たちが言い伝えてきた「人魚」の名前。夜の海で男たちを催眠状態にして海に誘い、彼女の愛(深い海)につつんで向こうの世界に連れ去ろうとする……そんな、ちょっとぞくっとするような話を題材にした歌です。
 「lipoa」(海草)のうっとりするような香りがただよってきて、Kananakaがささやきます。「Hana ‘oe a kani pono」(あなたがうんと満足するまでやっていいのよ)。う~ん、やっていいってなにを……いろんな意味を含んでいそうなこのきわどい歌のテーマは、同じ「Kananaka」というタイトルでいくつかのバリエーションでもって歌われているようです。そして、手元にある比較的あたらしいと思われる別のバージョンでは、もっと過激に、ただのみこまれるだけではない男性がうたわれているんですね。「Kananaka」がさまざまに歌いつがれてきたという事実は、おそらく、そこにハワイアンの気持ちをグッとつかむなにかが含まれているからではないかと思ったりもします。新旧のバージョンを比較してみるのもおもしろいかもしれませんね。

Alea'が歌う『Kananaka』についてはこちら
http://hiroesogo.blog.fc2.com/blog-entry-227.html

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コメント

フラ大好き

思い
カナナカの歌詞と訳をお願いします。一般的ので構いません。

隙間のりりー

コメントありがとうございます!
はじめのころは訳はしてなかったので、もう一度読み直さないとなぁと思っていたところでした。
がんばってみます。

フラ大好き

アリガトゥ御座います♪
よろしくお願いします。
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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。