Kawaipunahele

Kawaipunahele







 あなたに、そう、Kawaipunaheleに、
 決して消えることのない、ぼくの愛をかたどったleiをささげよう。
 かたく結ばれて、まっすぐあなたに向かう誓いのことばの象徴として……。
 さぁ、ふたりして戻るんだ(あの日、あのときのぼくらに)。
 ね、Kawaipunahele……。

 Nou e Kawaipunahele
 Ku'u lei aloha mae 'ole
 Pili hemo'ole, pili pa'a pono
 E huli ho'i ka*ua
 E Kawaipunahele

 静かにややたたみ込むように語られる雰囲気が、思いを伝えようとする誰かの、ゆるぎない決意みたいなものを感じさせる『Kawaipunahele』。おそらく、その思いの象徴として語られているleiは、「消えない」(mae 'ole)、「ゆるまない」(hemo'ole)、そして、「しっかりと」(pa'a pono)編まれているとされ、きのう今日ふってわいた感情ではないこともうかがわせます。そして、そのあたりを確信させるのは、なんといっても「e huli ho'i ka*ua」と、愛するひとに「戻りましょう」と促すところでしょうか。そう、いまはちょっと距離のあるふたりですが、ともに思い起こすことができる、幸せだったあの日あのときの記憶があるのではないかと……。

 あなたは気品に満ちたたたずまいでもって現れる。
 Wailukuの風景の美しさを背景にして。
 大切でいとおしい君、夜の特別なときをいろどるようなひと。
 さぁ、ふたりして戻るんだ(あの日、あのときのぼくらに)。
 ね、Kawaipunahele……。

 Ku* 'oe me ke ki'eki'e
 I ka nani a'o Wailuku
 Ku'u ipo henoheno, ku'u wehi o ka po*
 E huli ho'i ka*ua
 E Kawaipunahele
 
 1番の冒頭の「nou」(あなたに捧げます)のインパクトに負けないくらい、ここでのあなたの現れ(ku* 'oe)も、「me ke ki'eki'e」(この上ないすばらしさをともなって)と、なんだか枕元に観音さまが立っているような感じもあるところから、「気品に満ちたたたずまいでもって現れる」と訳してみました。しかも、「ku'u wehi o ka po*」(闇夜を飾る大切なもの)ですから、なんとなく妖艶な気配もただよっている気がして、ついある夜の特別なひとときに、ひときわ美しくみえたあなただったのかも?!なんてことを思ってしまいます。それはともかく、少なくともそこには、もう一度あのときに戻りたいと思うような、二人の秘密があったのではないかと思ったりもします。そう、「e huli ho'i ka*ua」(あの日に戻りましょう)と誘いたくなる、忘れ得ぬ出来事が……。

 ぼくは、このKeali'iはここにいるよ。
 ひとり孤独に(あなたを)待ちながら……。
 さびしい、こころが痛むんだ。
 (だから)ふたりして戻ろう(あの日、あのときのぼくらに)。
 さぁ、Kawaipunahele……。

 Eia ho'i 'o Keali'i
 Kali 'ana i ka mehameha
 Mehameha ho'i au, 'eha'eha ho'i au
 E huli ho'i ka*ua
 E Kawaipunahele

 ここでも1、2番同様に、「ぼく、Keali'iはここにいるよ」(eia ho'i 'o Keali'i)と強い調子で語られますが、前半の慎重にことばを選んでいる感じとはうって変わったストレートさで、どうかぼくのこの思いに気づいてくださいと祈るようなところも感じられます。しかも、「Mehameha」(孤独で)「'eha'eha」(傷ついて)ですから、相当つらそうな雰囲気もある……どうかその思いが届きますようにと祈るばかりです。
 
 愛のことばをもう一度こころに響かせてほしい。
 ぼくの消えることのない思いを形にしたlei(を思い浮かべながら)。
 そう、それはかたく結ばれた、まっすぐあなたに向かう誓いのことばの象徴なのです。
 さぁ、ぼくら二人はむすばれるんだ。
 だよね、Kawaipunahele……。

 Puana 'ia* ke aloha
 Ku'u lei aloha mae 'ole
 Pili hemo'ole, pili pa'a pono
 Ke pono ho'i ka*ua
 E Kawaipunahele

 「E huli ho'i ka*ua」(いっしょに戻りましょう)と呼びかけられていたところが、ここでは「ke pono ho'i ka*ua」(しかるべき関係になりましょう)と、少しだけ具体的に語られています。こんなふうに、二人の間にあるしっかりとした絆があることを、これ以上にないほど力強く語ろうとする『Kawaipunahele』。その場所にともに戻ること(e huli ho'i)から世界がはじまるような、そんな二人(ka*ua)の大切な関係の再来を渇望するひとの、まっすぐな思いが伝わってくる一曲でした。

by Keali'i Reichel
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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。