Kawaipunahele





 あなたに、そう、Kawaipunaheleに、
 決して消えることのない、ぼくの愛をかたどったleiをささげよう。
 かたく結ばれて、まっすぐあなたに向かう誓いのことばの象徴として……。
 さぁ、ふたりして戻るんだ(あの日、あのときのぼくらに)。
 ね、Kawaipunahele……。

 Nou e Kawaipunahele
 Ku'u lei aloha mae 'ole
 Pili hemo'ole, pili pa'a pono
 E huli ho'i kāua
 E Kawaipunahele

 静かにややたたみ込むように語られる雰囲気が、思いを伝えようとする誰かの、ゆるぎない決意みたいなものを感じさせる『Kawaipunahele』。おそらく、その思いの象徴として語られているleiは、「消えない」(mae 'ole)、「ゆるまない」(hemo'ole)、そして、「しっかりと」(pa'a pono)編まれているとされ、きのう今日ふってわいた感情ではないこともうかがわせます。そして、そのあたりを確信させるのは、なんといっても「e huli ho'i kāua」と、愛するひとに「戻りましょう」と促すところでしょうか。そう、いまはちょっと距離のあるふたりですが、ともに思い起こすことができる、幸せだったあの日あのときの記憶があるのではないかと……。

『Kawaipunahele』(by Keali'i Reichel)について、zoomオンライン講座で解説しています。アーカイブ(録画)による受講のご案内は、こちらをご覧ください。
http://sukimano.com/blog-entry-650.html

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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。