Nohili E




 なんだかゆめうつつな気分なんだ。
 Mokihanaの香りにやられたって感じかな。
 (この気分、どうも)いつもと違うんだよね。
 こんなふうに愛してるけど(どうなんだろう……)。

 Noenoe mai ana ia'u
 I ke aloha o ka mokihana
 A he hana ma'a 'ole ia'u
 I ke aloha e hana nei

 Nohiliの浜辺、あのささやく砂浜(を思ってみる)。
 こころ躍らせるメロディを胸に響かせながら。

 Nohili e, e ke one kani
 E 'uhene nei i ka poli

 なんともいえずけだるい感じが、目覚めのよくない朝のうつろな気分を思わせる『Nohili E』。そのもやがかかったような気分(noenoe)の原因は、mokihanaから届いた愛のメッセージのせい(i ke aloha o ka mokihana)だというのですが……どうもこの誰かは、ある愛の出来事にみまわれたようですね。そう、mokihanaの香りに包まれるような甘い秘め事、あるいは、その香りのように魅力あふれる誰かとの情事だったのでしょうか。しかも、私にとっては(ia'u)、いつもとは違うこと(he hana ma'a 'ole)だとされるので、いきなり訪れたその状況の変化に、どうにもこころのざわつきがおさまらない……といったところなのかもしれません。ですが、「Nohili e~」と、波がささやくような砂浜(ke one kani)に呼びかけている感じは、幸せな気分をなんども反芻しているような感じもあります。そう、胸に響いているのは(i ka poli)、あくまでも心地よく、ロマンティックなメロディなんですね(e 'uhene nei)……。

『Nohili E』(by Muriel Amalu)について、zoomオンライン講座で解説する予定です。受講のご案内は、こちらをご覧ください。
http://sukimano.com/blog-entry-647.html
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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。