Pua Tuberose





 ふとよみがえるあの面影。
 わすれ得ぬtuberoseの、あまい香り(のせいだろうか)。

 E kau mai ana nō ka hali'a
 No sweet tuberose poina 'ole

 ふいにわきあがった思いにひととき身をまかせながら、いつだったかの遠い愛の記憶をたどっているような、なんともせつない気分を思わせる『Pua Tuberose』。「Poina 'ole」(忘れられない)のひとことが妙にこころに響くのですが、この誰かの大切な記憶の引き出しをあけたのは、ふとただよってきたtubaroseの、あまい香りだったようです。

 魅力的な香りでもって、私に語りかけてくる。
 それは、あの花とかわした、尽きることのない愛の交歓……。

 Me he ala nō e 'ī mai ana ia'u
 He welina pau 'ole me ia pua

『Pua Tuberose』(by Kimo Kamana)について、zoomオンライン講座で解説しています。アーカイブ(録画)による受講のご案内は、こちらをご覧ください。
http://sukimano.com/blog-entry-650.html


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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。