He Aloha Moku O Keawe





 Keaweで名高い愛すべき島。
 (それは)ホッとする美しさに包まれたところ。

 He aloha moku o Keawe
 'Āina i ka nani me ka maluhia

 (それでつい)カリフォルニアと比べてしまうのよ。
 数ある島のなかでも、ハワイはナンバーワンだなって。

 Ho'okūkū wau me Kaleponi
 Hawai'i nō ka 'oi o nā 'ailana

 印象的に繰り返される高音のロングトーンが、愛するふるさとへの熱い思いそのもののようにこころに響く『He AlohaMoku O Keawe』。美しいだけではなく、ホッとする(me ka maluhia)という表現は、長年そこで暮らしてきたひとならではの感覚かもしれません。それにしても、なんでカリフォルニア(Kaleponi)なの?!って感じですが、なんでもこの歌は、Kalākaua王お抱えの宮廷ダンサー、Emalia Kaihumuaが、サンフランシスコを旅したときに故郷を思いながら作ったものなんだとか。1894年のことだといいますが、船旅で数週間もかかる遠い国で、こころ細い思いをしたのかもしれません……。

『Moku O Keawe』(byEmalia Kaihumua)について、zoomオンライン講座で解説しています。アーカイブ(録画)による受講のご案内は、こちらをご覧ください。
http://sukimano.com/blog-entry-650.html

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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。