「あまくて愛らしい」(sweet and lovely)という最初のフレーズのせいか、まずは砂糖菓子のようなかわいらしい印象を受ける『Maile Swing』。あまい香りがただよってくるようにおとずれる、淡い恋の予感のようなものが歌われるとともに、気になる対象が身近にいるような気配もあったりしますが、なによりその誰かをいまにも抱きしめそうな勢いがありますね。たとえば、その愛らしい香り(ke ‘ala ho’oheno)が、愛をささやくように「誘いかけている」(ho’oipo)と感じた瞬間に、その魅力あふれる対象を胸に抱きしめずにはいられなくなった(i ka pili poli)みたいな……。そんな、これから起こる(かもしれない)ことへの期待に胸ふくらませる描写が、このあとも続きます。
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2016/09/30 編集