ʻA* ʻoia! A e lilo ana ʻoe iaʻu, ahahana Onaona ko* maka i ʻaneʻi e ka ipo, Wahine uʻi
いきなり「きみだ(理想のひとは)!」('a* 'oia!)と訳せそうなセリフではじまる『'A* 'Oia!』。「失われる」「正体を失う」といった、受動的な意味を持つ「lilo」という状態動詞が、(性的に)誰かのものになるという意味で使われていたりして、かなりストレートな表現が連なっていそうな予感……ですが、「e lilo ana」**ですから、その最高のときが訪れるのはまだこれからのようです。というかだからこそ、おそらくそのときを思いながら期待に胸をふくらませている……そんなワクワク感のままにつむがれたことばが、このあと続きます。
He uʻi ʻiʻo no* ka wahine leo hone He manu leo leʻa ia o ke kuahiwi Naʻu ʻoe, naʻu no* e lei haʻaheo
「幸せを運ぶ(鳥の)声」と訳した「leo le'a」の「le'a」は、「楽しい」「幸せ」という意味とともに、文脈によっては性的な喜びや満足といった内容まで含むこともあることば。このあとその女性のことを、さらりと「kuwahiwi」(山)に住む鳥にたとえていますが、その歌声を耳にすることはあってもなかなか姿をあらわさない山鳥に相手を重ねて、「やっと会えたね」みたいな気持ちでいるのかもしれません。そしてその彼女を、「このぼくが」(na'u)ゲットしようとしているわけですね。その喜びや意気込みが、「(あなたを)大切にするよ」と訳した相手への呼びかけ、「e lei ha'aheo」(誇らしく身につけるlei)にあらわれているように感じられます。
Liʻa wale aku no* ka manaʻo la* i laila, hoʻohihi Ua noa ko* nui kino naʻu hoʻokahi wale no* Me ʻoe au pumehana ka*ua Me aʻu ʻoe, ʻolu nei puʻuwai Aia la*! Lilo ana, lilo ʻoe iaʻu
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