Lepe `Ula`ula

Lepe `Ula`ula


 





Na Palapalai


 
赤いトサカ、ニワトリのトサカ
 えさのトウモロコシを七面鳥がついばんでるよ。
 
 ぼくはKawaihaeの出身なんだ。
 そう、投げ縄ではだれにも負けない。

 いきなりニワトリの赤いトサカ(Lepe `ula`ula)ってなんなんだ?と思いますが、投げ縄ということばから、ハワイ島Kawaihae出身のカウボーイの話であることがわかります。

 ぼくたちは二りっきりで、Waimeaの水のしずくにぬれている……。
 そこでぼくらは、鉄(の焼印?)を使うんだ。
 そして、からだにしっかりと印をつける……。 

 ぼくたちは(ma*ua)と、カウボーイはいきなり恋人の話をはじめたようです。でも、なんで焼印?が登場するのか……カウボーイからくる連想なのかもしれませんが、よくわかりません。少なくとも「Waimeaのしずく」あたりから、ふたりが愛しあっていることは確かだと思うのですが……もしかすると、お互いに愛の印をしっかりつけるくらいの意味なのかもしれません。

 ぜったい忘れちゃだめだよ。
 このぼくのかっこいい投げ縄さばきを……。

 このカーボーイは、一度ねらったが最後、その見事な投げ縄さばきでひょいっとものにしてしまうに違いありません。そう、獲物だって恋人だって―それにしてものニワトリの赤いトサカなのですが、その赤くそそり立つ感じも、七面鳥のぼってりぶら下がるさまも、なんとなくサカリの最中の生き物の、あのどうしようもなさみたいなものを感じるのはたしか。そして、仲良くしてるのか相手を威嚇しているだけなのかもよくわからない、あのひたすら餌をついばむ無表情なニワトリたちのユーモラスな動きは、まだ子どもっぽさが消えない若い恋人たちの、はじらいを含んだやりとりと重なるようにも思えたりなんかして―そう、パートナーを求める生き物達は(人間も含めて?)、いつだって、おかしいくらいに正直なものなのです。
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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。