Halalū



Ka Hula 2009 / in TOKYO / June 14, 2009






Hula O Hali'ileo
Hawaiian Culture Night
Waimea Theatre



 僕が愛してやまないあのおいしさ……。
 Halalūって、すっごくおいしいんだよ。

 リムコフの海草と一緒にまぜてやわらかくして(lomilomi'ia)、
 なんてったって僕が選んだ一番のお気に入りなんだ。

 「halalū」は、ハワイの食用魚の一種「akule」が、まだ大人になりきっていないときの呼び名です。この歌の作者であるHewitt氏は、彼が少年だったころ多くの時間を過ごしたという親戚の家で、その夢のようなおいしさ(ka ʻono loa)に出合ったんだとか……そう、幼少期といえば、繰り返される日常さえもが、あらゆる「生まれてはじめて」に満ちているもの。海草とまぜただけでこんなにおいしいなんて!?……軽快なリズム、そして「lomilomi'ia~」と楽しげに連なるハワイ語の語感から、大好物を前にしたHewitt少年のワクワク感が伝わってくるようです。

『Halalū』(by Kawaikapupkalani Hewett)について、zoomオンライン講座で解説しています。アーカイブ(録画)による受講のご案内は、こちらをご覧ください。
http://sukimano.com/blog-entry-650.html
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隙間のりりー

フラダンサー&ミュージシャンを応援するハワイ語講師。
メレの世界を深く知るためのハワイ語を、わかりやすく解説します。